いまさらですが東京オリンピック、パラリンピックが終わりましたね。個人的に思ったことを書いてみようと思いました。
そもそもコロナ禍での開催というのもあったのですが、私の子どもの頃のオリンピックイメージとは大きく違う印象です。
何がそんなに違うのか?おおまかに
❶近未来感が少なかったなぁ
❷ワクワク感が少なかったなぁ
❸ウチの子供たちの関心が薄かったなぁ
ってところです。
❶私の幼少期に観ていたオリンピックを思い返すと、ロス五輪の開会式に「ロケットマン」が出て来た時は、本当に大人になったら飛べるのかな?とか思ったりしました。ガチで衝撃的でした。まぁ、今はウィングスーツとかジェットスーツとかありますが、まだまだ先の未来な感じがします。かなり危ない感じですし。ウィングスーツなんてあれは映像をみてるだけで危険度MAXでハラハラします。今回のオリンピックもドローンは綺麗でしたが、前から同じようなことが出来るのを知ってたし、ところどころCGに頼りきってた感を持ってしまい、やっぱリアルには敵わんよなぁ~と思った次第です。世代的に生まれる前ですが、1964東京オリンピックでは首都高が出来たり、新幹線が開通したりと、いまに繋がる未来があったのになぁ~と。無理な話しだったんでしょうが、リニアが開通したり、首都高を整備して、日本橋に太陽が当たるとかあるとよかったなになぁ~と。
❷競技も伝説的ですが、カール・ルイスvsベン・ジョンソンは中学生のとき、学校の休み時間ではかなりの話題をさらっていたっす。その他、鳥人ブブカ。マット・ビオンディ。イアン・ソープ。フローレンス・ジョイナーなどなど。まぁ新聞・テレビがメインの時代だからかと思いますが、本当に同じ人と思えない超人が集まるイベントのイメージでした。今の選手もトレーニングや用具の進化とかもあり、当時以上の能力で競われていると思うのですが、今は新聞、テレビ、ラジオ以外に情報が入ってくるツールが多様化しているから、そういう『情報』というところで知らなくても良い情報などを知ってしまったりで、その分で盛り上がりに欠けてきちゃうのかなぁ…と自己分析。
あと、選手ではないですが、オリンピックおじさんの存在も忘れられないっす。「あのほとんどの会場にいる派手な和装で金のハットをかぶって日本選手を応援しているおじさんは誰だ」と、もう気になって気になって。当時は自分たちで調べる方法が限られてましたからね~。やっぱミステリアスという表現が的確かなのですが、あのおじさんをテレビで観るだけでなんかワクワクしてました。
いやーしかし、ベン・ジョンソンのドーピングはショックでした。私はカールを応援してました。世界新記録でカールが勝つ!!と信じてましたから、カールが負け、ベンが失格になり、なんかダブルショック。
あっ、「たけしのスポーツ大賞」のカール君にも科学技術を感じた幼少期でした(笑)
❸最後にウチのお子ちゃまたち、全くといっていいほど、興味を持たず(笑)そりゃ某ゲーム機で遊ぶ方が楽しいものね。友達とも自宅にいながらオンラインで会話しながらゲームするなんて、本当にこっちのほうが私の幼少期に想像していた未来っす。でも一番上のお兄ちゃんが野球で金メダルを取ったニュースを見て、「一番うれしい!!」と言ったのは驚きでした。「君は全然、観てなかっただろうに!!」と心の中で突っ込みつつ、「まぁコロナ前は1年に1回くらいで東京ドームにも連れていってたからなぁ。また連れてってあげたいなぁ…」と思いにふけりました。
本当に個人的総括ですが、コロナな世の中だから盛り上がりに欠けてしまう部分は仕方ないとは思いつつ、ニュースで流れていた当初企画のアキラのバイクが駆け抜けるような未来感はとても観たかった。それが観れたら未来感を感じられた気がします。あとマリオ…。伏線は回収して欲しかった…ルイージとか出るのかと期待してたのに。
もっともっとオリンピックの外国文化と日本的文化の融合を感じたかったっす。日本人は表現の仕方って部分をまだまだ発展途上しないといけない気がすると思ったです。(自分も含めてですが)
頑張れニッポン!!※画像はアスレチックで頑張る愛息です。