急に思い立って、文章を書いたりしますが、お手伝いしている業務の中で「エネルギー」と「地域創生」というキーワードにかかわることが多くなってきてます。
今の国内外の機運としては、「脱炭素」「Co2削減」「カーボンニュートラル」など環境的キーワードとエネルギーというのが密接に捉えられる風潮を感じる機会が多くあります。
一方、地域課題で多くお聞きするのが、「人口減少」「少子高齢化」「労働力不足」などなど、ほぼどの地域でも言われるキーワードです。
ちょっと考えると、人口が減少するということは、それはそれで単純にエネルギーを使わなくなるので、昔からの石炭・石油由来のエネルギーの利用だけで考えると環境キーワード的にはどれも削減には繋がり、目標値に近づくかもしれません。ただし、それは先に記載した地域課題解決には結びつかないなぁ…と思ってます。
一方、これまた単純に「人口減少」などの課題解決という観点だけで考えると、例えば最近増えている移住者の受入れや企業誘致、国内外の観光客の受入れなどなどがあると思いますが、人が増えるとなると、大なり小なりでエネルギーは必要になってきて、環境キーワード的にはマイナス要素になってくるなぁ…と思っております。
そんな反比例した両問題を解決すると思われるのが、再生可能エネルギーということになるかと思いますが、最近は系統接続問題などがあり、作ったエネルギーが使えないなんてことも出てきているそうです。
でも先にあげたような課題解決もできて、環境的なことをクリアするためには、再エネで作ったエネルギーで地域住民の活動基盤などを整備するしかない気がしますよね。それか、かなり便利になってしまった都市生活から一歩か二歩、後退した少し原始的な生活に戻るとかですかね???
以前にもブログで書いたことがありますが、ドイツへ再エネでの街づくりをテーマにした視察に行かせてもらった時に感じたような夜になるとかなり薄暗さを感じるくらいの街灯が光って、郊外にでるとそこら中に太陽光パネルや風力発電の風車が立ちまくっている世界を今の日本で作るというのも難しい気がしますよね。
といろいろと書きまして、「はい、これ!!」っていう意思表示を書くことは出来ないのですが、仕事を通じてこんな社会課題のことも考えたりしており、いろいろな方々と繋がることで、自分たちなりに方向性を見つけていければ良いなぁ…とも思っている日々でございます。
そして、たまにコウサテンにいらした方々と少し真面目なお話しもするというのをメモ的に残しておこうと思って書いてみました。
以上、ちょっとしたつぶやきでした。